大きな声を出すとき、よく「腹式呼吸がいい」とか「おなかから声を出すといい」とか聞きませんか?
腹式呼吸というのは、大きな声を出すときには欠かせない手法で、歌を歌う時だけではなく人前で話すとき、舞台の上でセリフを話すとき、様々な場所で使われる言わば声を使う何かをするときの基礎の基礎です。
腹式呼吸なしに大きな声を出すことは難しいでしょう。でもそれって、ボイストレーニングしたことない人には難しいですよね。
腹式呼吸はどうやってやるのか?
腹式呼吸をしようとしても出来てるか実は良くわからない
実際やろうとしても、「大声で歌ってはいるけど、これっておなかから出た声なんだろうか」とか「素人だからおなかから出てる声と喉から出してる声の違いがわからない」などと考えてしまってうまく集中できないという人は多いのではないでしょうか。
おなかから声を出した感覚を知っていなければ、自分のやっていることが合ってるかなんてわからない、なんて当然のことだと思います。
特に「感覚」なんていうものは本やネットの記事を読んでも自分のものにできるものではありませんし。では、どうすればいいのか?実は簡単です。
腹式呼吸になる姿勢で声を出す
絶対に腹式呼吸になる姿勢で声を出せば、それは当然おなかから出た声ということになります。
では、どんな姿勢になれば腹式呼吸になるのでしょう?
これも簡単で、背中を壁につけて、ゆっくりと膝を曲げる。それだけです。
まず、中腰くらいまで腰を落としてください。背中は壁から離さないで。その状態で声を出せば必ず腹式呼吸を使った声、「おなかから出た声」になります。
あとは普段の発声練習でその感覚を思い出すだけです。場所や時間に制限されない方法なので、忘れたら何度でもやってみるといいでしょう。
頑張って感覚を掴んでみて、良い声を出せるように練習してみて下さい。
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