バンド内においてはボーカルと並んで花形パートであるギター。もしかしたら女の子にモテるかもしれないと思ってギターを始めた人も多いのではないでしょうか?
しかし、いまさらVAN HALENのERUPTIONでライトハンドだけやるのもダサイし、ジミヘンのPURPLE HAZEで歯ギターをやろうもんなら”ヤバい人”の烙印を押されておしまいです。
そこで今回は、現代の若い女の子にモテるのではないだろうかというかっこいいギターリフを5つ選んでみました。
難しいものは選んでいないので、サラッと弾きこなしてモテ街道を突き進みましょう。
1. The Way Back / ONE OK ROCK
ドロップC#のチューニングで重厚感たっぷりなリフです。ライブではさらに低音を強調するためにCまで落とし、テンポを少し抑えめにすることもあります。
ワンオクはもはや現代の邦ロックにおけるパイオニア的存在です。がっつりロックテイストながらもポップな面も持ち、またビジュアルが非常にいいので男性のみならず、ロック好き女子にも多く支持されています。
2. ハルカミライ / 感覚ピエロ
アニメ、ブラッククローバーのオープニングにもなった感覚ピエロのハルカミライ。なお、ハルカミライというポップなバンドもありますが別物です。
上の動画だと24秒くらいから始まるリフが印象的です。MR.BIGのGreen Tinted Sixties Mindが思い浮かんだアナタは結構なおっさんですね。私と同世代です。
イントロやアウトロで使われている他、サビの後ろでもずっと鳴っています。
ライトハンドのみで構成されるリフですが簡単なのでライトハンド未経験者でもすぐにできるでしょう。 Sixties Mind よりも簡単です。
3. THE BUNGY / NICO Touches the Walls
ロックギターのリフと言えばギンギンに歪んだサウンドなイメージがありますが、この曲は歪みの少ないクランチサウンドです。
カントリー調なリフですが、見事に今風な曲調に仕上がっています。スネアと絡んで疾走感のあるプレイができればかっこいいですね。ミスタッチは気にせずノリ重視で弾ききりましょう。
4. ワタリドリ / Alexandros
アレクサンドロスの超人気曲の単音リフなので弾いた瞬間に誰もが「あ!」と気付きます。サビの後ろで鳴るギターの布石にもなっている印象的なリフですが弾くにあたって注意点があります。
それは、一人で弾いてもショボイということです。
4つの単音のみで構成され、技術的にもなにも難しくないため、一人でこれを弾いたところであまりかっこよくありません。しかし、バンドでなくても雰囲気を出すことはできます。アコギのコードストロークがいればかなりそれっぽくなるので2人での弾き語りに向いています。リフ担当もアコギで大丈夫です。
5. SUN / 星野源
恋ダンスやドラえもんの主題歌などで快進撃を飛ばす星野源さんですが、実は爆発的に売れる前にこんな名曲を出していました。恋が売れてからはこのSUNもかなりの人気曲です。
稀代のモテ男と絶賛されていますが実はアラフォーです。曲もマイケルやYMOから大きな影響を受けている節が随所にあるので、若い世代からアラフィフまで幅広い年代に親しみやすいですね。
リフと言うのか微妙なところではありますが、かっこよくオシャレなカッティングです。カッティング入門としては非常に練習になるので、ロックリフばかり弾いている人はこういう曲調にも挑戦してみてください。
まとめ
さて、懸命な人はすでにお気づきだと思いますが、カッコイイリフが弾けてもモテることはありません。カッコイイのはリフであり曲であり、それを弾く人がカッコイイかどうかは別問題です。
ですので「必死に練習したのにモテないじゃないか!」と当サイトにクレームを出されても一切受け付けません。
しかし、モテるかどうかは別として売れている曲の傾向を知るということは大切なことです。例えばサザンオールスターズやユーミンですら流行の要素はいつの時代でも入れてきます。
あの方たちは出せばなんでも一定数売れるし好き放題やり放題です。でも仕事としてやるべきことはきっちりこなしているんです。
若い女の子にモテる曲を作る・ギターを弾くということは言い換えれば流行を把握するということになります。全てを流行を追った曲を作る必要はありませんが、自分らしさの中にも流行を混ぜて売れる曲作りを勉強してみてください。
メインの楽器はギターで、春畑道哉先生(TUBE)と松本孝弘先生(B’z)を崇拝しています。
その他にベース・ドラム・キーボードも自分でいじって遊んでいます。
YouTubeにてその様子を公開しているので、興味のある人は見てください。