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【弾いてみた】系の動画であると便利な機材

ソフト・機材

ちょっとした機材をそろえるだけで、誰でも簡単に【弾いてみた】動画を作ることができます。

話題の曲をアップしたり、更新頻度をあげたりすると演奏技術が上級者ではなくても多くの人に見てもらえる可能性があがります。

バンドを組んで、友達にチケットを売りつけ、閑散としたライブハウスで赤字ステージをやるくらいなら一人で動画でもあげていたほうがよほど楽しいのではないかとも思えたりします。

そんな【弾いてみた】系の動画ですが色々なアップの方法があり、今や演奏技術のみならず映像まで凝ったものが多くアップされています。
今回はそこまでMVのように凝ったものを作ろうという話ではありませんが、スマホやデジカメで撮ったものをそのままアップする手法からワンステップ上の動画を作るのに便利な機材を紹介していきます。

Zoom Q8があればオールオッケー!

あれこれそろえるのが面倒な人に是非オススメしたいのがZoomQ8です。

マイク、カメラ、レコーダー、インターフェースなどの機能がひとまとめになっています。ここまでいろいろできて3万ちょっとで買えるのは非常にリーズナブルですよね。

コンボジャックが2つも搭載されていて、内臓のマイクと合わせると4チャンネル同時録音ができます。生ドラムをきれいに録りたい時に重宝する機能です。

音質で不満を持つ人はなかなかいないんじゃないかと思いますが、映像面に関しては多少スペックが低めではあります。
そうはいっても2.3K画質です。4Kに比べれば確かに劣りますが【弾いてみた】は映像よりも音声優先と考える人が多いでしょう。

なお、4K動画で映像にもこだわりたい人はカメラに付ける外部マイクを買うのが手っ取り早いでしょう。ハイスペックなコンデジやデジイチに高性能な外部マイクをとりつければ高音質+高解像度な動画が作れます。

動画編集ソフトは安価でも使える

複数の楽器を演奏し、 画面を分割して一人バンドをやる時や、ちょっと凝ったMVのような映像を作りたい時は 動画編集ソフトが必要になります。

動画編集ソフトは無料のものからAdobeのような有名なソフトまでたくさんあります。

無料ソフト

インターネット上でおちているものはハッキリ言ってどれもオススメできません。操作性が悪かったり、ソフトのロゴが入ってしまったり…

唯一使いやすかったのはMacに最初から入っているiMovieですね。直感的に使えて機能も豊富です。初期のiMovieは機能が少なかったのですが、最近のものであればかなり使えます。

Adobe Premiera Pro

これはすごいです!なんでも作れてしまいます!

映画の予告やMVなど、実際にこの製品を使用して作っているものもたくさんあります。
しかし、そこまで使いこなせるか、使いこなす必要があるかどうかは使う人次第です。凝った動画を作るにはそれなりに時間もかかります。

7日間の無料使用期間があるので、映像クリエイトに興味のある人は試してみてもいいでしょう。

本格的な動画編集ソフトウェア | Adobe Premiere Pro
Adobe Premiere Proは、業界を代表する映像や動画の編集ツールです。YouTubeやSNSでの共有向けに魅力的で迫力ある動画の作成ができます。また、テレビや映画用にプロ品質の映像を制作することができるなど、幅広い用途で使えるソフトウェアです。

VEGAS Movie Studio 16 Platinum

iMovieが使えないwindowsユーザーにオススメしたいのがこのソフトです。1万円を切る価格で一通りの動画編集や加工ができます。

VEGASからはさらに高価格なProシリーズも発売されていて、できることはAdobeに近くなります。どちらもMovieStudioにはできない加算、スクリーンなどの合成機能がありますが【弾いてみた】を作るのにそこまで使うかどうかです。

基本的な編集に加え、かんたんなアニメーションや映像エフェクトは備わっています。無料ソフトにはない快適な操作性で作業がはかどるので、 MovieStudioはおすすめですよ。

Movie Studio 2022 Platinum
初心者でも手早く簡単にビデオ編集ができる...

スマホで済ませるなら…

ただオケに合わせて演奏するだけならスマホやコンデジですぐにアップできる動画が撮れます。
が、問題となるのが音質です。
【弾いてみた】動画をスマホから見る人に対しては問題ありませんが、一定以上のスピーカーで聞く人に再生されると音の悪さが目立ちます。

こうした問題を解決するために2通りの方法があります。

ROLAND  Rubix22

楽器⇒インターフェース⇒パソコン、という流れで繋ぎます。

録音しながらカメラやスマホで演奏動画を撮り、動画編集ソフトでズレがないように合成し、最後に映像の音声を消します。この編集作業が少々面倒ではありますが、ラインの音で作るので音は綺麗ですね。

Rubixは大好評だったUA22の後継機種で確かな実績があるインターフェースです。
2in2outなので生ドラムでも録音しない限りはなんでも録れるでしょう。

ZOOM  iQ7

iPhone専用ではありますが、外部マイクがZoomから発売されています。

ステレオコンデンサーマイクなので、iPhoneの内臓マイクで録るよりも遥かに高音質です。

スマホクオリティは嫌だ!でもパソコンで映像編集とか面倒だ!

という人は折衷案として外部マイクで検討してみてはいかがでしょうか?