普段細々とではありますがバンド活動を行っています。先日もゲストボーカルとして、300人規模ではありますが、ライブハウスで歌わせて頂きました。
さて、タイトルの件ですが、ご自宅で大声を出せる環境の方はともかく、なかなか皆さんがそういった環境におられるわけではないと思います。そこで提唱したいのが大きな音が出ないボイストレーニングです。
すべて行っても5分程度で完了しますので、ぜひ普段から行ってみてください。
5分でできる、大きな音が出ないボイストレーニング
1. 姿勢を正す
ボーカルは自分の体を楽器として使うようなイメージとなります。つまり、きちんとした姿勢で歌わなければ、声もきちんと出ないということです。
感覚としては力を抜いて、足は肩幅くらいに開き、頭の先から垂直に棒を通したような格好を作ると良いと言われています。慣れるまでは壁に体をぴったりくっつけると正しい姿勢がわかります。
2. ロングボイス
姿勢を正し「す」の口を作り、ゆっくり息をはきます。、30~60秒くらいを目処に行うと良いでしょう。息の吐き出し方がわかり、声量の安定や高音を出しやすくする効果があります。
3. 表情筋トレーニング
これも一般的な方法ですが「あえいうえおあお」「かけきくけこかこ」…「られりるれろらろ」までをオーバーな口の動きで行います。表情筋が鍛えられ、滑舌がよくなります。
4. リップロール
唇をプルプルと震わせます。口回りの筋肉の動きを良くします。後はこれに音程をつけるとなお良いです。Youtubeに音程の練習方法も含めた練習方法の紹介動画もあるので動画に合わせてやってみると良いでしょう。
5. タムロール
先程のリップロールは唇ですが、こちらは舌です。舌を上の歯茎の裏側に軽く付け、息を吐き出す感覚で行います。音のイメージは「トゥルルルル…」という感じです。4同様に音程を付けると尚良しです。4に合わせて行うとやり易いです。
またタムロールのテクニックを応用すると、ボイスパーカッションでも使われるテクニックにも応用できるので、こちらも色々と練習動画を見てみると良いかもしれません。
毎日コツコツ練習を
家で大きな声が出せないからと理由をつけてサボるのは一番よくありません。今回の練習法は、大きな音は全く出ないので、隣の壁が薄い、家に家族がいるといった場合でも問題なく練習ができます。是非、毎日の練習に取り入れてみて下さい。
私はこれを行うことで先日のライブでも高音や声量が大きくなり、また抜けが良い声だとお褒めの言葉をもらうことができました。ぜひ試してみてください。
もっと歌が上手くなるための一歩を踏み出そう
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